住職挨拶
「大義なき解散」とか「もりかけ逃避解散」等と言われる衆議院の解散が決まりました。3ケ月前から約束している臨時国会も無視して冒頭での解散宣言ですから、安倍総理は何を考えているのでしょうねぇ。しかし、《比例代表制》があるためにたとえ国会議員にしたくない人物でも党の投票数で上位から決まってしまうのですから、国民に《絶対に議員にしたくない人》という投票があればいいのですがねぇ。

世界的には北朝鮮のミサイル、国内では森友学園に続いて加計学園問題で閣僚の交代、そして橋本市議を代表とした政治資金の詐欺(?)問題、錦織選手の年内の全試合欠場と、まったくと言えるほど明るい問題がなかった8月でした。何とか無事に乗り切ったお盆の1週間が過ぎたとたんに肋骨骨折という事態に見舞われた私もですが、はてさて9月は何が起るのでしょうねぇ。まず15号台風の進路を心配することから始まるようですが・・・

九州から東北まで大変な被害が出た豪雨でしたが、鳥取でも突然の雨で驚きました。しかし、幸いにして被害はなかったのですが、子どもの頃に聞いていた《夕立》という言葉が懐かしい昨今です。《夕立》《すだれ》《蚊帳》そして夕立の後にいつも見えていた虹などは、いまはもう「死語」なのでしょうか。
今月は例年通りにお盆参りがありますが、私も体力温存が目下の最大課題です。なにしろ4人の姉のうち2人が入院し1人は自宅療養という状態ですから・・・。

梅雨の6月も今年は《空梅雨》となりましたが、1月と2月の大雪でなんとか水は間に合っているようです。しかし、四国は毎年のように「水がめが干上がる」とのニュースでありながら、沖縄ではわずか2日間で1ケ月分の雨量とか・・・。6月の最後になってあちこちで大雨になりましたが、「どこにも適量に」とならないものでしょうかねぇ。
今年も既に半分が過ぎ、いよいよ後半に突入です。
夏日の連続となって5月も過ぎ去り、早くも水無月となりました。ということは、今年も半分が過ぎ去ったということです。本当に「早い!」と感じている昨今ですが、5月で30度ならば6月は一体どうなることかと心配になることです。しかも5月の降水量は例年以下であったのに、最終日の31日は遠雷が鳴り響くだけでなく《竜巻注意報》も出ました。確かに除草の時には土が硬くなっていて根が切れてしまったので少しでも雨がほしいところですが、余計なものは要りません。何事も「過ぎたるは及ばざるが如し」ですからね。
「あの大雪が夢だったのでは・・・」と思うほどに連日の気温が高くなりました。境内では一斉に花々が咲き乱れ、4月末からボタンが赤やピンクの花を開いていますし、一鉢残ったシャクナゲも花をつけました。もっとも、昨年植え替えしていなかったせいでエビネ蘭が絶えそうですので、「今年はなんとか鉢植えの手入れをしなければ」と反省しています。今月はツツジから始まって青葉を延ばしたアジサイが《我が物顔》になってくるでしょう。今の気温がこのまま続いてくれれば有り難いのですが、これからは《暑さ》と《湿気》との戦いになります。歳とともに体力の低下を感じていますので、要注意ですね。
あの大雪もすっかり忘れられ、いよいよ4月が始まりました。4月は新しい人生のスタートでもありますが、今月の掲示板には「新しい道 新しい人生 期待と意欲に 感謝の心も 併せて持とう」と書きました。最近の若者は他人と面と向かって話すことが苦手だと言われますが、どんな時でもどんな相手でも、「感謝」することを忘れなければ自分の心は伝わるものです。自信を持って進みましょう。
1月に続いて2月も大雪でしたが、1月は《山雪》で2月は《里雪》でした。そのために市の除雪体制が整わず、2月末になっても交差点角の雪がそのまま残っていて右左折には大回りしなければなりませんでしたが、今日からは3月。本堂の裏で墓を隠すほど降り積もっていた雪もなくなり、「春間近か」を思わせます。もっとも、「彼岸の小鳥殺し」とか「彼岸過ぎて七雪」という言葉もあるので安心は出来ませんが゜・・・。この大雪と森友学園問題で明け暮れた2月でしたが、最後の最後になって宮城県では震度5という地震も起きました。一体いつになったら心安らかな月が遅れるのでしょうかねぇ。
「1月はいぬる、2月は逃げる、3月は去る」とも言いますが、せめて3月はゆったりと過ごしたいものです。
相変わらずトランプ大統領は無茶ばかり言いますね。「東京でアメリカの車が走っているのを見たことがあるか」と言いがかりをつけますが、小さな国土で狭い道路。そんな状況の中をしかもガソリンをがぶ飲みするアメ車で走るなんて、資源のない日本では無理な話です。だからこそ日本では中・小型車を開発したのですが、そんな道理はトランプ氏には通じないようです。正に《強者の論理》であり、換言すれば強者の弱者に対する恫喝でもあります。これに対し、安倍総理はどのように対応するのでしょうか。それによっては日本は《都合の良いATM》でしかなくなりますがねぇ。
テロにトランプ氏の大統領当選と外国でも何かと問題の多発しましたが、国内でも地震から大火といろいろな災害に見舞われた平成28年でした。また、大晦日当日にも駐車場から車がダイブして3人が亡くなり、2人が重傷というニュースもありました。本当に去年は良いことがなにひとつもない年のように思われます。これで「今年を表わす漢字」が『金』だったのが皮肉にしか思えません。その中で、かつて「タイガーマスク旋風」を起こした本人が素顔を表わしましたが、その人の「子どもは抱かれるために生まれてきたのだ」という言葉には感動を禁じ得ません。「保育園落ちた。日本死ね」が流行語になるという《ブラックユーモア》も、IR法案(別名、賭博法案)が強行採決されたことに比べればまだかわいいのかもしれませんが、雪のない平成29年の元旦に大伴家持の詠った雪を求めてしまうことです。
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